ワシントン条約の許可って難しいですか?その1

ワシントン条約関連の手続きサポートを行っている行政書士橋本です。

いろいろと輸出入を行う物品についてワシントン条約について相談を受けます。

その中で、よく聞かれることにについて書きたいと思います。

ワシントン条約の許可って難しいですか?

ご相談を受ける中で、時々話にのぼる内容です。

結論から私の感覚で言いますと「難しい」と思います。

まったく同じ商品を何度も申請するような場合は申請書類の形が定まってきますので、ずいぶんと楽になりますが、

それでも細かな違いが毎回あるでしょうから、加筆するところ、修正すべきところを考えていく作業は必要です。

その他にも、一字一句間違いは基本的にはダメですので書類作成には気を付ける必要があります。

審査過程を考えて書類を作成した方が良いと思います。

ワシントン条約の許可申請は、経済産業省本省と各貿易局に申請先が分かれます。

どこに申請するかは、今は許可申請するものによって分かれます。

(以前は、すべて経済産業省本省へ申請でした。)

申請先が経済産業省ということは、そこで審査されるわけですが、実はその他にも「助言機関」での審査があったります。

具体的には、農林水産省などが「助言機関」としても審査します。

つまり、私の私見では経済産業省では「許可要件の審査」を行い、助言機関では「種に与える影響」について審査されているような印象を受けます。

このあたりが、独特なところだと思います。

そのため、両方の審査に支障がないか「事実確認」を行い、「書面作成」し収集する必要があります。

形式的な書類作成ではないため、ワシントン条約・貿易管理令・国内法規制・生物に関する知識を総合して、書類作成にあたることが良いと思います。

今日はこれにて。

また続きを書きたいと思います。

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